読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Free-Style(フリースタイル)

Free(自由)+Style(行動・考え方)=Free-Style(自由な生き方) をテーマに生きているの者のブログです。主に、公式ブログFree-Style(フリースタイル)でアクセスが多かった記事のまとめです。

「スモールハウス 3坪で手に入れるシンプルで自由な生き方」を読んで①、“物を買うよりもやるべきことがたくさんある”編


この記事を簡単に言うと

スモールハウス [ 高村友也 ]という本を読んだので、今回はその書評第1弾。
“物を買うよりもやるべきことがたくさんある”編を紹介。

・スモールハウスとは?
その内容をツイッター内容を引用して紹介。

スモールハウス [ 高村友也 ]の目次一覧、そして著者である高村友也さんの経歴を紹介。

・今回は、特に印象に残ったセクション“第3章 簡単で大胆なエコロジー -物を買うよりもやるべきことがたくさんある-”について考えてみた。

・このセクションを読んで感じたことは、“やるべきこと”、“やりたいこと”がたくさんありすぎることと、人の人生と比較し始めた時から、その人は不幸となる、ということ。


↓公式ブログ
Free-Style(フリースタイル)

 




この記事はスモールハウス [ 高村友也 ]を読んでの書評です。
20160721235422
基本的には格安で作れる小屋のような“スモールハウス”の本なんですが、哲学的な話がかなり盛り込まれており、かなり参考になりました。
まだ読んでいる途中なんですが、内容を忘れないようにと読書メモとしてさっそくブログ記事をアップです。

スモールハウス [ 高村友也 ]の概要
以下は、最近のツイート内容。
スモールハウスの雰囲気はつかめると思います。

 


こんな感じで、“小屋”のような家がスモールハウス。
そのスモールハウスに住んでいる人のことについて語っているのが、今回紹介する
スモールハウス [ 高村友也 ]という本なのです。

「何だ、貧乏人が参考にするような本かぁ…」と思う事なかれ。
哲学的な話が盛りだくさん!
これからの人生の生き方やビジネスなどに通ずる内容です。
仕事で忙しい毎日を送っているサラリーマン・OLの方にはぜひ読んで欲しい!
世の中の見方がガラリと変わる、そんな内容の本です。


スモールハウス [ 高村友也 ]の目次
スモールハウス [ 高村友也 ]の目次は次の通り。

第1章 小さくても家らしい家
歴史を動かしたスモールハウ
要らないスペースを引き算したら10平米になった
必要なものはすべて揃っている
ミニマムな暮らしはしたいけど
市民的不服従
量より質を

第2章 物を持たない暮らし
シンプルな生活で、人生の仕切り直し
身軽でストレスのない生活
豊かな社会では個人の物離れが進む
小さな家で過剰な消費生活から距離を置く
自分の管理外にあるサービスをうまく使う
富裕層にも人気がある
生活のための設備を共有する

第3章 簡単で大胆なエコロジー
身近な生活から革命を起こす
小ささが背中を押してくれる
環境負担は大きさの問題
小さいことは良いことだ
その答えを生きる
物を買うよりもやるべきことがたくさnあr
個人精神主義エコロジーの調和

第4章 自由を得るのにお金は要らない
生まれも育ちもシンプルライフ
材料費は住宅価格の3わい
顔のある家
小さければ分業する必要はない
ローテクとハイテクで自給自足生活
スモールハウスは経済的
「夢のマイホーム」に向かって突き進む時代は終わり

第5章 誰にでも手に入るローカルユートピア
最初は二地域居住から
経済から自由になる
成熟した資本主義で個人的なユートピアを作る
試行錯誤でいい
晴耕雨読とはまさにこれなり
「空回り経済」は何を犠牲にしてきたか
独りの時間を大切にする

第6章 質素な生活と高度な思索
最も贅沢な暮らし
感覚を研ぎ澄ますシンプルな生活
会話のために整えられた空間
家と人生は切り離せない
意図的にシンプルにすることと、自然にシンプルになること
シンプルを極める
世界をシンプルにする

高村友也
1982年静岡県生まれ。
東京大学哲学科卒業、慶應義塾大学大学院哲学科博士課程単位取得退学。
山梨の雑木林に小屋を建てて暮らしはじめる。
現在は小屋を中心に、東京、神奈川、海外など、多拠点的に生活する。
宅地建物取引士。

寝太郎のブログ
寝太郎のツイッター

スモールハウス [ 高村友也 ]の著者の高村さん。
こんな感じで超超高学歴です。
彼は最初東京大学理科二類で“物理”を専攻されていたとのこと。
“東大”“物理”ということで、かなり頭の良い方です。

しかし、途中で文転。
理系の知識も文系の知識も兼ね備えている、学者タイプという感じなんでしょうね。

自作の小屋で暮らそう [ 高村 友也 ]


僕はなぜ小屋で暮らすようになったか [ 高村友也 ]


スモールハウス [ 高村友也 ]



■第3章 簡単で大胆なエコロジー -物を買うよりもやるべきことがたくさんある-
以下は、読んでいて印象に残ったセクションの1つ、“第3章 簡単で大胆なエコロジー -物を買うよりもやるべきことがたくさんある-”からの引用です。

ウィリアムズは、スモールハウスで生活を始めてから、物をほとんど買わなくなった。

(※ウィリアムズ…本書に登場する、スモールハウス生活を始めた女性。
ワシントン州の環境保護課で、19年間、調査員に従事。
約140平米の家に住んでいたが、働いてお金を貯めたり大きな家と惰性で付き合っていたことに疑問を持ち始める。
2004年の夏に家を売却、所有していた物のほとんども売り払い、小屋暮らしを始める。)

彼女は、所有している物の数を正確に数えて、その数を300に収めることをルールとしている。
文房具も服も本も、全部合わせて、300まで。
もっとも、これは、友人と遊び心で楽しでいる一種のゲームのようなもので、脅迫的にやっていることではないらしい。

彼女はそのゲームに従って、Tシャツも、1着買ったら1着手放すという。
洋服棚には服が3セット、靴も全部で3足、物の数を減らすのが自由への道だった。

“死の床についた時、くだらないものを買いに行こうと思わないでしょう?”

これを極論だとみなさない人が、増えているのだと思う。
同じ一生を生きるのに、隣の家の真似をして大きな家を建てて、物を買い集めたりして、一体何をやっているんだろうと思いたくない。
何でもいい、何か意味のあることをしたい、生きているだけじゃ嫌だ、生活のための生活で終わらせたくない、そういう人たちだ。


僕は、ここのところが、スモールハウスムーブメントの一番の原動力になっているとにらんでいる。
平穏な暮らしをしたい。
自由に生きたい。
意味のあることをしたい。

全部、自分自身の問題だ。

自分の心に問いかけて、正しいと思う答えを生きる。
自己中心的と言えば、自己中心的なのかもしれない。
でも、じゃあ、利己主義なのかっていうと、全然違う。
名前を付けるとしたら、個人精神主義、とでも呼べるんじゃないだろうか。

だから彼ら、「みんな小さい家に住むべきだ!」なんてことは一切言わない。
各々が勝手に好きでやってる。
スモールハウスが、何よりもまず、自分自身の心を満足させてくれるものであると確信してるから、他の人がどんな家に住もうが、そんなことはどうでもいい。
逆説めくけど、だからこそ、他人に伝染していく力がある。

ここでもシェファーの言葉を借りよう。

(※シェファー…本書に登場する、スモールハウス生活を始めた男性。
スモールハウスムーブメントの歴史的キーパーソンとなった一人。
1999年当時、アイオワ大学にて美術の教鞭をとっていた人物。
翌2000年に自分でスモールハウスを施工し、住み始める。)

シェファーは、各所で、スモールハウスに住むようになった動機を尋ねられて、その都度さまざまな回答をしているんだけど、おそらく次の自己中心的な答えが、彼の最も素直な気持ちを表しているように思う。


“小さな家に住むことの主たる理由は、地球を救うといった壮大なことでもなければ、お金を節約するといった実践的なことでもない。実を言えば、僕は単に、大きな家に費やす時間や労力を持ち合わせてないだけなんだ”


■“やるべきこと”、“やりたいこと”がたくさんありすぎる
世界第3位の経済大国である日本。
そんな日本で最近特に注目されているのが“お金”です。
どんどん稼ぎ、“広くて大きい家”に住んだり“ベンツのようなかっこいい外車”に乗ることが成功・憧れと捉えている人が多いのが現状の世の中。

でも、それって単なる“見栄”ですよね?
“六本木の5LDKのマンション”に住んでいる人は、“六本木”や“5LDKのマンション”自体に興味があるわけではない。
そこに住んでいれば“成功者”として見られて満足するからそこに住んでいるわけです。

“ベンツ”に乗っている人も然り。
“ベンツ”自体に興味があるというよりは、“ベンツ”に乗っている自分かかっこいい!
それだけです。

前述のウィリアムズの言葉「死の床についた時、くだらないものを買いに行こうと思わないでしょう?」が心に響きます。
間もなく死のうという時に、やれ“マンション”がどうだこうだ、“ベンツ”がどうだこうだと言っている場合ではありません。

「あ、まだあの人と会ってないな、死ぬ前に会いたいな」
「本場の北京ダックってウマいのかな、死ぬ前に一度食べてみたかったな」
他人に自慢して自分を持ち上げるような“見栄”なんてどうでもいいんです。
それよりも、自分が“やりたかったこと”“やるべきこと”に焦点を当てることが大事なんです。

平穏な暮らしをしたい。
自由に生きたい。
意味のあることをしたい。


現代の日本人は、もっとこの3点を焦点に当てるべきです。
しかし、最近の注目は専ら“お金”のこと。
だからこのごく自然的な考え方は無視され、“ベンツ=高い”からかっこいい!という“お金”主義的な考えが蔓延するのです。

とにかく、人生と言うのは長いようであっという間。
ほら、30代以上の方であれば思っているはずです。
「あれ、おかしいな… この前まで高校生だったような気がするが、気づいたらこんな歳になってたよw」

人生、物を買うことよりもやるべきことがたくさんありすぎます


■人の人生と比較し始めた時から、その人は不幸となる
スモールハウスが、何よりもまず、自分自身の心を満足させてくれるものであると確信してるから、他の人がどんな家に住もうが、そんなことはどうでもいい。
何ともワイルドな生き方だと思いませんか?
他人がどんな所に住んでいるかなんて関係なく、自分が楽しければそれで良い。
まさに、わが道を行くという感じです。

しかし、こういった生き方は結構難しいんですよね。
つい、他人が持っていて自分が持っていない物に目が行きがち。
「社長は5LDKの高層マンションに住んでるのかぁ… いいなぁ…」
「あいつの彼女、美人で巨乳でいいなぁ…」
「TV局に行った後輩、年収1,000万円近くなのか… いいなぁ…」
ついつい他人と比較してしまいます。

しかし、それが不幸の始まり。
自分は恵まれない奴だと勘違いし始め、落ち込むわけです。

一方で、スモールハウスの住人にはそういった概念は一切ナシ!
スモールハウスが、何よりもまず、自分自身の心を満足させてくれるものであると確信してるから、他の人がどんな家に住もうが、そんなことはどうでもいい。
与えられた物は他人にとってはショボイ物かもしれないが、目では見えない精神的な部分では大いに満足!
そんな風に思っています。

“モノ”や“カネ”で溢れている昨今の日本。
恵まれない発展途上国に比べれば十分すぎる量があるのに、日本人は全く満足していない様子。
これって悲しいことですよね。
心が死んでいるというか。

そんな感じで、“資本主義”にドップりと浸かっている“現代の日本経済”について色々考えさせられるようなセクションでした。


↓公式ブログ
Free-Style(フリースタイル)